- 「建物明渡請求を考えていますが、強いですか?」
- 「建物明渡請求に強い弁護士に依頼したいと考えています」
法律相談の際に、こういったご相談を受けることがよくあります。
「強いかどうか」という抽象的なご質問について、当事務所では、「実績が重要です」とお答えしています。弁護士といっても、不慣れな案件はどうしても解決が遠のいてしまうことがあります。
【建物明渡請求の実績】のほかには、【迅速な対応】、【十分な証拠収集】が重要です。
なお、立ち退き料の相場については、「立ち退き料の相場:借家のケース 名古屋地方裁判所の判決について」をご覧ください。当事務所が手掛けた名古屋地方裁判所における判決(借家の立ち退き料)について解説しています。
このページの目次
■当事務所の実績
当事務所は、年間で10件前後、不動産に関する依頼を受けてきました(今まで解決した不動産の案件は100件を超えています)。
不動産案件の中には「建物明渡請求」もあります。
「家賃滞納を理由として賃貸借契約を解除して明渡請求を行う」
「建物の老朽化を理由として期間満了時に明渡請求を行う」
ひとくちに「建物明渡請求」といっても、様々な案件があります。
当事務所では、過去の明渡案件の実績を踏まえて、「どのようにすれば早期に明け渡しが実現できるか」「明け渡しのために、どのような証拠が必要か」といった点について的確に対応することができます。
■迅速な対応
当事務所では、どのような案件においても「迅速な対応」を非常に重視しております。
その理由は、遅い解決では本当の意味でのトラブル解決とはいえないことがあるからです。
とりわけ、建物明渡請求においては、スピードを重視しています。
ご依頼を受けてから以下の流れを迅速に行います。
迅速な調査の実施(場合によっては現地調査の実施)
早急に通知書を送付する(内容証明を素早く送付し、早めの交渉を行います)
スピーディな交渉
交渉決裂の場合には直ちに裁判手続き
早めの建物明渡の強制執行の申立てにより、明け渡しの実現
建物明渡請求に「強いかどうか」は、ある意味では、「迅速な対応ができるかどうか」という点が重要な要素といえるでしょう。
■十分な証拠収集
最後に、十分な証拠収集が重要になります。
実際上、「建物明渡請求」をスピーディに実現するためには、必要な証拠がそろっていないと難しいといえます。
たとえば、「家賃滞納を理由として賃貸借契約を解除して明渡請求を行う」場合には、賃貸借契約書はもちろんのこと、過去の家賃の支払いや家賃滞納を示す資料が重要になります。
建物明渡請求に「強いかどうか」は、「必要十分な証拠を収集できるかどうか」という点も重要といえます。